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久しぶりのソロ、そのトラウマと克服

今回のクリスマスコンサートでは、前回のブログを執筆された「のぶ」さんと同じく、ソロをさせてもらうことになりました。ソロに関しては、10年以上前に学生時代に一度やって大変な目にあったというトラウマ的な記憶があって、進んでソロをするような考えは持っていませんでしたが、せっかく「大役」を仰せつかったので頑張りたいと思っています。

 

今回担当するソロは、ソロとはいってもいわゆるSoliで、SATB各パートから1名ずつ歌いつつ、バックコーラスとして他の方が歌う、という形です。私一人だけで歌うわけでもなく、私以外のSoliは歴戦の方々ですので安心して歌えます(笑)。

 

私は、自身の声質や歌い方に全く自信がなく、上に書いた通り学生時代のソロでひどい目にあったという記憶が強かったのですが、当時の録音を勇気を出して聞いてみたところ、「決してうまくはないがそこまで聞くに堪えないものでもないな」と、少しだけ自信が出てきました。なんせその時のソロは、

  • 無伴奏男声合唱
  • Soliではなく完全なソロ
  • 割と長めのソロ(といっても30秒ほどですが、たったこれだけの時間でも一人で歌うのって結構心細いものです)
  • 学生指揮者1年目の定演の1ステージ目1曲目という極度の緊張。「指揮者が歌っている」という目線で見られているというプレッシャー

という、今回のSoliに比べて明らかに難易度が高く、それが何とか歌えていたのであれば、今回も何とかなるのではないか?と思い込むことで、精神面をカバーできるかなと。

もっとも、学生時代は毎日のように練習していたのが、社会人になってからは多くても週1回程度なので、「あれだけの練習量をもってしてやっと何とかソロが出来ていたものが、いまの練習量で果たして大丈夫なのか」という話もありますが…。

 

あと、声量にも自信がなくて(なんぼ自信がないねん!)、ソロがお客さんまで届くかが懸念ではあるのですが、最近、「実は自分で思っているよりかは声は大きいのではないか?特に普段のしゃべり声とか」という疑念を感じており、これも意外に気にするほどのことではないのかもしれません。声量よりは「いい声」で歌うことに専念しようかと思っています。

 

今週末、いよいよクリスマスコンサートです。

「果たしてこいつは無事にソロが歌えるのか!?」

乞うご期待!是非とも足をお運びいただけますと幸いです。

 

by コエ


混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

 

<今日練習した曲>

♪ Kyrie(Marc-Antoine Charpentier)

♪ Sanctus(Marc-Antoine Charpentier)

♪ Agnus Dei(Marc-Antoine Charpentier)

♪ Gloria(Marc-Antoine Charpentier)

 

♪ Personent Hodie(Will Todd)

♪ A Boy Was Born(Will Todd)

♪ We Three Kings(Will Todd)

♪ Amazing Grace(Will Todd)

 

<会場>

神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1-1)