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今年は桜の季節が早く、4月には葉桜になっていて、各地の桜祭りが残念なことになっていました。
満開の桜は豊かで暖かな美しさですが、春の少し冷たい風にひらひらと舞って散る桜もちょっぴり寂しげで美しいです。
春の風は暖かかったり、冷たかったり、そよそよと優しく吹けば次の日は突風になったりと、とても変化する風ですね。
今歌っている「春の風」はまさしくこの通り。
拍子を変え、テンポを変え、リズム感を変え、調性を変え、変化の多い春の風を表現されていると思います。
それも全く予想外の調へ転調したり、音楽のスタイルに変えたり。
演奏する側はこの変化をしっかり理解していないといけないのでしょうが、
春の風が姿を変えるように、きまぐれに変化しているように歌えるといいなと思います。
 
関西しか知らない私には、夏の風は暑苦しいもの以外何物でもないのですが、
赤倉の風は爽やかで涼やかな様子が、「夏の風」からうかがえます。
練習会場の六甲はまだすっきりした風ですが、尼崎の風は生ぬるいむーっとした風です。
夏に、この曲のような爽やかな風が吹くなんて、赤倉ってどんなところなんだろうと、興味がわきました。
 
これから「秋の風」「冬の風」と練習していきますが、次はどんな「風」に出会えるのか、楽しみです。
 
by Dayanおばさん

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混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

 

<今日練習した曲> 

♪ 春の風(大中恩)
♪ 夏の風(大中恩)
♪ 秋の風
♪ Abendlied(Johannes Brahms)
♪ 夢みたものは(木下牧子)
♪ サッカーによせて(木下牧子)
♪ Back in the U.S.S.R.(John Lennon and Paul McCartney)
♪ Penny Lane(John Lennon and Paul McCartney)

 

<会場>

神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1−1)