最近の練習で、S指揮者が「力を抜きなさい、と、力んでいる人に言っても当人にはその認識がないからあまり意味が無い」というようなことをおっしゃってま した。
それを聞いて、そういえば、大学合唱団にいた頃、「脱力の練習」とかしたなあと思い出しました。
どういう練習かというと、前屈をした状態で両手をぶらぶらさせて肩や首回りの筋肉の力みを取って、力が抜けた状態を維持したまま前屈を止めて普通に立つ、 みたいな練習(?)でした。
また、指揮法の練習でも、脱力の重要性を説かれた思い出があります。
まあ、脱力ができてないと、練習の間ずっと力んで指揮してたら腕が死んでしまう、という話ではありますが(笑)。
これほどまでに合唱において重要な「脱力」。
では、どうやったら脱力できるのでしょうか?
私論(というよりどこからか忘れた受け売り。先輩指揮者からだったような)ですが、まず重要なのは「最低限必要とされる筋力を付ける」こととかなと思い ます。
筋力が無いから力んで100%の力を出す必要に迫られてしまうのであって、十分な筋力があれば8割程度の力で無理なく力まず歌ったり指揮したりできるよ うになるのではないかなと思います。
あともう一つ、今思いついたのですが、最近はやりの「マインドフルネス」の考え方で、「体が力んでいることを認識する」とかなんかそんな感じの(少々うさんくさい)心の持ちようで善処できないかなと思いました。
と、書きましたが、、一番有効かつ王道なのは「とにかく歌い込む」ことなのかもしれません。それによって、筋力もつくだろうし、慣れることで余計な力も入りにくくなると思います。
休団期間含むとはいえ15年合唱をやってきて全然慣れることのない自分では説得力ないな、と思いつつ・・・
by コエ
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混声合唱団ノイエ・カンマー・コール
<今日練習した曲>
♪ Michelle(John Lennon and Paul McCartney)
♪ Back in the U.S.S.R.(John Lennon and Paul McCartney)
♪ The long and winding road(作詞・作曲:John Lennon and Paul McCartney)
♪ Penny Lane(John Lennon and Paul McCartney)
<会場>
神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1−1)