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練習音源作り

始めたのは20年くらい前でしょうか。

相次ぐ転勤に伴う引越でピアノが電子ピアノに変わり、キーボードに変わり、そして最後に残ったピアニカで音取りをしていました。

当時入っていた合唱団で、メンバーの一人が作ってくれていた各パートの練習音源を大変便利に使わせてもらっていましたが、その彼が転勤で居なくなり、仕方なく彼にやり方を聞いて始めたものです。

楽譜をスキャナーでパソコンに取り込み、電子楽譜にしてMIDI形式にすれば、MIDIプレーヤーを持っている全ての機器で再生できるというもの。

当時はまだ認識誤りが多く、元の楽譜と目視照合する手間が大変とか、合唱譜は一つの五線の上にS+AとかT+Bの形で書かれていることが多いので、これをパート別に分離する手間が大変とか苦労が多かったんですが、一度作ってしまえばこれ以上確かなものは無い。

それを当時流行り始めていたメモリープレーヤーに入れれば、通勤地獄の時間帯を曲の練習に使えると気付き、色々と使い比べた結果ノイズキャンセラー付きのSONYウォークマンが一番との結論に。

以来、KAWAIスコアメーカー+SONYウォークマンが不動のコンビになっています。

もちろん自分用に始めたものですが、やがて他のメンバーからパート別の音源が欲しいとの声が。

作成の手間はほとんど変わりませんから、電子メールの添付やUSBメモリーに入れてお渡ししていました。

 

スコアメーカーはその後飛躍的に改良され、PDF楽譜やスマホで撮った楽譜にも対応、またWAVE形式で色んな音色も付けられるようになっています。(実際にはWAVEを圧縮したMP3形式にしています。)

ちなみに音色は

ソプラノ:フルート

アルト:オーボエ

テノール:イングリッシュホルン

バス:トロンボーン

としていますが、全パート均等に鳴る音源では平均律はやはり濁りが目立つので、Sマエストロからは金管楽器でもと言われています。

コード進行を入れれば自動伴奏もしてくれます。

また練習音源を共有する方法として、Dropboxなど便利なものも出てきました。

 

今年初めには歌詞も歌えるようになりました。

棒歌い、一音づつの押し歌いでレガートで歌えない超初心者ですが、音程とリズムだけは確か。

一応英語にも対応となっているんですが、語尾の子音の処理やリエゾンなどがまだまだ使えるレベルには達していない感じです。

「初音ミク」のようなチューニングをしてくれる技術が素人でも使えるように早くなれば良いのですが。

まあ、急速に進歩しているので今後に期待です。

 

追伸:皆さまにお願いです。

①音の誤りなどありましたらマッハでご連絡を。一人チェックでは限界がありますので。

②練習音源はノイエメンバー限定です。釈迦に説法ですが、第三者への配布はお控えください。

③ご要望がありましたらお寄せください、できる限り対応します。

 

 

by ミュージックバード(おととり)

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混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

 

<今日練習した曲> 

 

♪ 春の風(大中恩)

♪ 夏の風(大中恩)
♪ 秋の風(大中恩)
♪ 冬の風(大中恩)
♪ Abendlied(Johannes Brahms) 
♪ Can't buy me love(John Lennon and Paul McCartney)
♪ Michelle(John Lennon and Paul McCartney)

 

<会場>

神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1−1)