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「何かちょっと聴かせてよ」 と言われたら...

〜兵庫県合唱祭に出演しました〜

土曜日の練習は、お昼間に親戚の結婚式がありまして、披露宴が終わってからの駆け込みで、ドタバタでメンバーのみなさんにご迷惑をかけてしまいましてすみません...

ステキな結婚式でしたが,来賓控え室でバイオリンとピアノでの軽いウェルカムミュージック,いきなりガーシュインの失恋ソングでぶっ飛びました...

(歌詞のないインスト演奏でよかった...)


こんにちは、楽太郎でございます.ここから本題でございます.

明けて日曜日,兵庫県合唱祭に出演させていただきました.今回は久しぶりに(10年ぶりぐらい?)指揮者としての出演となりました.いつもは,団長兼指揮者のHさんが振ってくれていますが,連盟理事である彼は,今回は副実行委員長のため多忙で,ワタクシが振らせていただきました.曲は定期演奏会でも取り上げるビートルズナンバー2曲です.

さて,持ち時間7分というこのステージ,ワタクシはこういう短いステージがわりと苦手でございます.私たちのことをご存じないお客さま方と,7分しか共有できる時間がないわけで,そこでベストパフォーマンスを発揮するには,「ステージに立った時には,すでにテンションMAX!」でないとあかんわけです.「だんだん調子が出てくる」では本領発揮はかなわないわけですね...

それにはもちろん一所懸命練習することは当然ですが,ステージに向けて,よしやるぞ,できるぞ!という自信と期待の高まりも必要かと思います.今回は,メンバーみなさんに気力がみなぎっていて,本当に集中力の高いパフォーマンスを発揮してくれて,私も大いに楽しくステージを務めさせていただきました.お客さまはもちろん,裏方のスタッフさん,そして頑張ってくれたメンバーのみなさんに感謝です.

ところで,あるミュージシャンが,若いミュージシャンへのアドバイスとして,こんな趣旨のことを書いていたのをおぼろげながら覚えています.「よく知らない方から『何かちょっと聴かせてください』と言われたら,得意な短い軽い曲を弾きなさい.喜ばれるでしょう.ひょっとしたら『もう1曲!』と言われるかもしれません.その時は,じっくり聴いてほしいバラードを心を込めて弾きなさい.そうすれば,さらに喜んでもらえるでしょう.」

持ち時間7分の合唱祭は,こういうものかもしれないな...と感じています.客席のお客さまの中には「何かちょっと」を聴きに来られている方々も多いことでしょう.「もっと聴きたい」と思ってくださったでしょうか?ワタクシには何とも言えませんが,もしおひとりでもそんな風に思ってくださった方がおられたとしたら,これ以上ありがたいことはありません.

さらに精進をかさねて,これからのステージをお楽しみいただけるよう,私たちも楽しんで練習に励みたいと思っております.ありがとうございました.


by 太平楽太郎

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混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

 

<今日演奏した曲> 

♪ Can't buy me love(John Lennon and Paul McCartney)

♪ Michelle(John Lennon and Paul McCartney)

 

<会場>

東リ いたみホール(伊丹市立文化会館)(〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前1-1-3)