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アンサンブルは楽し

定期演奏会まで一か月足らず。
今年は、サマーコンサートで伴奏を弾かせていただき、どちらかといえばピアノの練習に時間をかけてきたので、歌はこれから追い込みです。
 
中学生の頃、歌好きの友人が「伴奏して!」といろんな楽譜を持ってきて、遊びで片っ端から弾きながらハモったのが私の最初のアンサンブルでした。
ピアノも好きでしたが、遊びのハモリは楽しくて、誰かと音楽するのが楽しくて、今もこうして歌っているんだなと思います。
ピアノソロは自分の感じるままに弾けますが孤独で、多少窮屈でも伴奏の方が楽しくて、学生時代は声楽のソロの伴奏やオペラの練習ピアノをさせていただいていました。
伴奏の時、ソリストや指揮者と息を合わせて弾き始め、相手が曲をどんなふうに表現したいのかなとアンテナを張って弾いています。
でも、しっかり練習して曲を理解しておかないと、合わせる余裕がありません。
音楽も練習のたびに変化していきますから、弾く余裕がないと変化に対応できません。
なかなか十分な練習ができない日もあり、ご迷惑をおかけしたこともありました。
いつでも弾けるとよいのですが、これがなかなか難しい。
でも、弾くからにはきちんとアシストできるように、そしてアンサンブルを楽しめるようにとも思います。
そして、この間をいつもユラユラと揺れています。
今日はちゃんと弾けるかなとドキドキしながらも、そこそこ弾けたときは音楽の流れがスムーズで一体感があり、充実感があり、うれしくなります。
ひとりの時より、音も音楽も倍増され、これが楽しいのですよね。
 
歌のアンサンブルも同じで、音程、音色、バランスなどうまくかみ合ったときひとつの美しいハーモニーが生まれます。
これも個々人がしっかり歌い、合わさないと美しいハーモニーにならない。
みんなが同じ方向を向いて音楽を作っていかないと、曲がゴツゴツして気持ちよく流れない。
今年の定期演奏会も楽しかったといいたいので、残りの時間、合わせる余裕が持てるように練習に励みたいと思います。

 

by 猫ばあば

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混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

 

<今日練習した曲>

♪ I'll follow the sun(Lennon & McCartney)

♪ Penny Lane(Lennon & McCartney)

♪ Can't buy me love(Lennon & McCartney)

♪ Michelle(Lennon & McCartney)

♪ Back in the USSR(Lennon & McCartney)

♪ 祝福(木下牧子)

♪ サッカーによせて(木下牧子)
♪ ロマンチストの豚(木下牧子)
♪ 夢みたものは(木下牧子)

♪ O schone Nacht(Johannes Brahms)

♪ Lerchengesang(Felix Mendeossohn)
♪ Zigeunerleben(Robert Schumann)

♪ こんな夜には(大中恩)
♪ 春の風(大中恩)

♪ 夏の風(大中恩)
♪ 秋の風(大中恩)
♪ 冬の風(大中恩)

 

<会場>

神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1−1)