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クリスマスコンサート、そして

クリスマスコンサート2018、今年も神戸雲内教会をお借りして、無事開催することができました。ステージから見た感じの印象だけですが、今年は例年よりも多くのお客さまにお越しいただけたような気がします。ご来場くださったみなさま、ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。

神戸雲内教会の素敵な空間でクリスマスの雰囲気をお客さまと共有できるクリスマスコンサートは、団員にとって、一年の締めくくりの楽しみになっています。いつもクリスマスコンサートに向けては、定演が終わった10月後半から2か月で仕上げるという短期決戦ですが、特に今年は久しぶりの曲ばかりでしたので、ここ1~2年で入団された方にとっては大変だったと思います。本当におつかれさまでした。

今回のコンサートでは1ステージ指揮をさせていただきました。両指揮者の選曲がクリスマス(イエス・キリストの生誕)にまつわるオラトリオでしたので、箸休め的に聴いていただけるように、ポップスやジャズテイストのクリスマスソングを取り上げました。お客さまに楽しんでいただけたなら何よりです。

一方で、当日のリハーサルまでうまくいかない部分が残ったりして、団員のみなさんに「本番うまくいくのか!?」とご心配おかけしたことと思います。ハラハラさせて申し訳ありませんでした。練習やリハーサルではどうも頭でっかちというか自分に手一杯になってしまっていたのですが、本番は開き直って臨んだところ、みなさんととてもコンタクトを取りながら音楽を作れた感じがしました。温かくサポートしていただき、本当にありがとうございました。

指揮をするとなると、まずは選曲し、曲を分析し、歌詞や背景について調べ、どういう音楽に仕上げたいか考え、それを棒で表せるように練習し、毎回の練習の進め方を考え、当日は振りながらフィードバックを考え…ということで、かなりToDoが増えます。逆に言うとこれらをきちんとこなさないと充実した練習や素敵な音楽を団員やお客さまに提供できないわけですが、今回はそういった積み上げをやりきれたとは言い難く、準備が万全でなかったのが全ての原因だと反省しています。

11月~12月ににわかに会社で重たい案件が立て込んで、心の余裕がなくなってしまった時期と重なってしまったのですが、それはそれ、これはこれですもんね。ステージを預かるという責任の重さを感じ、それをノイエ創設からずっと続けてこられた両指揮者に、改めて尊敬の念を覚えました。

この1年を振り返っても、定演とクリスマスコンサートで実行委員と指揮者の仕事を担当したことを通じて、ノイエの毎週の練習やコンサートなどの活動は、運営系・技術系のスタッフのみなさんが見えないところで色々と準備してくれているおかげで成り立っていたんだなと改めて実感しました。

今後もノイエが楽しくいい音楽づくりに取り組んでいけるようにするためには、みんなが少しずつできることを分担しながら、無理なく運営していくことが必要だと思います。誰しも思うように活動できない時期や調子の悪い時期があると思います。そういったときもカバーし合えるよう、ノイエ歴の長い方も短い方も、団員みんなでよりよい方法を試行し、協力していければと思います。

年内の練習はあと1回。クリスマスコンサートの余韻を感じつつ、また新しい目標に向かってのスタートになることと思います。

by 餅


混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

<今日練習した曲>

♪ Christus I Recitativ(Felix Mendelssohn)

♪ Christus I Terzett(Felix Mendelssohn)

♪ Christus I Chor(Felix Mendelssohn)

♪ Verleih uns Frieden gnadiglich(Felix Mendelssohn)

♪ Winter wonderland(Felix Bernard)

♪ A Child is born(Thad Jones)

♪ White Christmas(Irving Berlin)

♪ Overture(George F.Handel)

♪ And the glory of the Lord(George F.Handel)

♪ For unto us a Child is born(George F.Handel)

♪ He shall feed his flock(George F.Handel)

♪ His yoke is easy(George F.Handel)

♪ Hallelujah(George F.Handel)

♪ きよしこのよる(Franz Gruber)

<会場>

神戸雲内教会(〒657-0051 神戸市灘区八幡町1丁目6-9)