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The Long and Winding Road

客演ピアニストの先生との初合わせでした。

これまで客演の方との練習は早くて6月下旬、ある程度歌い込めたなという曲もある状態で臨めていましたが、今年はかなり早まったので、アワアワしっぱなしでした。

それでも、本番で協演する方との合わせはやはり貴重だなと思います。

これからほぼ毎月来てくださるので、息のあった演奏に仕上げていきたいです。

『やさしい魚』を全曲通しました。

最近の練習では、指揮者様からよく歌詞の意味を問いかけられます。

単に文字の羅列を追うのではなく、言葉と音から自由にイメージを膨らませて、何か物語を考えながら歌ってみようと。

「感傷的な唄」は自分が入院していた時のことを思い出します。ベッドから動けないと、そこから見える世界がすべてで、外の世界に自分は存在していないような感覚になります。「歌好きな蝶番」(蝶番のきしむ音が音楽に聞こえる=それほど音楽に飢えている?)「よその星から飛んできた風船」(外の世界はそれくらい遠く感じるよね)などと、16才の頃を思い出しながら歌っています。

「天使」は不思議な歌です。「眼差しだけが見え」て「目の形」はない。きっと天使と聞いてよく思い浮かべる、ぽちゃぽちゃした愛らしい子どもとは違うんでしょうね。私はずっと昔に読んだマーク・トウェインの『不思議な少年』という小説を思い出します。天使は美しい少年なのですが、人間が不条理に苦しむのを眺めて、楽しげに笑う少し空恐ろしい存在です。一方、人間はつい「天使にことよせてひどいことを言いそうになるのを、一生懸命にこらえ」て、鼻歌を歌ってごまかします。人間は浅はかだけど、憎めない愛すべきものたちだよと、この詩は歌っているのでしょうか。

そんなことを考えながら、でもまだまだうまく歌えない自分を思うと、去年の今頃練習していたこの曲が思い出されます。

 

The long and winding road

That leads to your door

Will never disappear

I've seen that road before

It always leads me here

Leads me to your door

 

とてもいい曲なのですが、去年のプログラムには入れにくく、没になりました。

また歌う機会が巡ってくるとうれしいです。

 

「遠く曲がりくねった道」がまだ続きそうですが、楽しい本番を目指して、達成感に満ちたステージになることを信じてがんばります!!

by ふにふに


混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

<今日練習した曲>

♪ 感傷的な唄(新実徳英)

♪ ジョギングの唄(新実徳英)

♪ 天使(新実徳英)

♪ 鳥が(新実徳英)

♪ やさしい魚(新実徳英)

♪ Panis Angelicus (Cesar Franck)

♪ Cantique de Jean Racine(Gabriel Faure)

♪ 時代 (中島みゆき)

♪ 翳りゆく部屋 (荒井由実)

<会場>

神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1-1)