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ちょこっと振り返ってみた

練習後のこの時間は、いつも視線をスーッと下に落とし半眼に。

"当たりませんよに"と祈りながら、静かに自分の呼吸に集中し気配を消してゆきます。

が、前回同様、ブログ当番の指名は無防備な背後から来ました(涙)!しかも今回は想定外のタイミングで。

「無理です、文章力ないし、書く事ないし、どうか他の人に、、、」

数珠つなぎで喉元まで言葉は来ているのに、唐突で驚きすぎ喉元大渋滞。声に出すのを断念しました。

ノイエに入団してはや10ヵ月。振り返るとこの苦手なブログ当番をはじめ、多くの壁が目の前に現れました。

「鷗」歌いたい一心で、定演に間に合うよう必死の詰め込み練習。定演を終えた安堵が木っ端みじんに吹っ飛んだクリコンの新譜の束。新年会では人生初の少人数編成、ソプラノは私だけ!の重責に超緊張で手の震えが止まりませんでした。

今年の定演に向けた曲もなかなか難しく、メシアン、当初は体が受け付けませんでした。ヴィレットの譜読み粗通しでは、指揮者の方の「なんとか犬かきで辿り着け!」の叫び声に、ごぼごぼ溺れかけていたところを救って頂いたことも。

外国語が読め、綺麗に発音出来たらどれ程楽だろ。楽譜を読む初見力があれば、絶対音感があれば、話の中の音楽用語が瞬時に理解できれば、記憶力が、集中力が、表現力が、、、。

申し訳ない程、力不足の無い無い尽くし。

それでもどうにか継続できているのは、何か困っていないかと気にかけていただいたり「大丈夫、大丈夫!」と温かく励ましていただいた事が大きいと思います。このブログを書くにあたっても然り。

たくさんの壁は、結局たくさんの扉だったと今なら思えます。

自分1人では到底開けることのない扉、開けることの出来ない扉。その扉を押す力を与えてもらい、開いた扉の向こうに広がる様々な景色を見させていただきました。

この経験は、私にとって非常に価値のあるものだと確信しています。

私にとってノイエとは(アナザースカイ風に言うなら)

 

感動できる幸せな時間を過ごせる空間であり
それを共有できる皆さんの集まる大切な場所です。

 

県合唱祭、サマコンに参加すれば、ノイエの年間行事を一通り経験することになります。

胸に若葉マークを貼りながら頑張ります。よろしくお願いいたします。

by 2年前K-1皇治選手とマススパーリングしてやらかした


混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

<今日練習した曲>

♪ Ubi Caritas(Maurice Durufle)

♪ O Sacrum Convivium (Olivier Messiaen)

♪ Wide Open Spaces(Sarah Quartel)

♪ Flight Song(Kim André Arnesen)

♪ 上を向いて歩こう(坂本九)

♪ Everything(MISIA)

♪ Hotel Pacific (サザンオールスターズ)

<会場>

神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1-1)