· 

詩とメロディと物語

どうも、ノイエの壇蜜 こと まりぽんでございます。

ああっ石を投げるのはおやめくださいっ、角が痛い角が!

……とまあ開始2行で滑ったのでこのくらいで本題に参ります。

私、歌を聴くと、映像が浮かぶ類の人間でして。

合唱曲は特に、ストーリーまで出てくる始末です。

元々詩人のひとが想いを乗せて詩を綴り、そこに作曲家のひとが解釈を持って音楽をつける。

そうして出来上がった歌を歌うとき、どんなことを思って書かれたのか?どんな世界を伝えたかったのか?を想像して、そして、何度も歌ううちに自分の中に物語が出来上がってくる。

こんな感じで、本を読むように音楽を読んで歌うのがとても楽しいです。

ノイエでは曲や作曲家にまつわる説明や、指揮者の方の解釈を伝える時間を大切にしてるのも、想像の助けになっているのかもしれません。(いわゆる、「公式との解釈違い」も、時には発生しますけども…)

今練習中の「やさしい魚」もまた、今まで歌ってきた中で1・2を争うほど物語性のある曲だと思っています。

深読み出来るキーワード、メロディ、変拍子。

自分の中できちんと消化して、聴きに来てくれた方々に少しでも物語が伝わればいいな、と願います。

振り返れば、最初ノイエに見学に来たときに歌った曲も「ジョギングの唄」でした。

思えば遠くへ来たものだなあ。

by  まりぽん


混声合唱団ノイエ・カンマー・コール

<今日練習した曲>

♪ 感傷的な唄(新実徳英)

♪ ジョギングの唄(新実徳英)

♪ 天使(新実徳英)

♪ 鳥が(新実徳英)

♪ やさしい魚(新実徳英)

♪ Panis Angelicus (Cesar Franck)

♪ Cantique de Jean Racine(Gabriel Faure)

♪ 上を向いて歩こう(坂本九)

♪ Everything(MISIA)

<会場>

神戸学生青年センター(〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1-1)