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趣味のフルマラソンについて

合唱の練習が無くなって一年近く経ったでしょうか。最初は練習の時間の土曜の夜が空くと、時間を持て余して変な感じがしましたが、今ではそんな感覚もすっかり(!?)無くなりました。慣れとは恐ろしいものですね。

 

さて、私は合唱の他に、マラソンを趣味でやっています。合唱の練習も無くなり、土日に時間が結構とれるので、コロナ前よりもむしろ良いマラソン練習ができています。

マラソンをやっていない人からは、何が楽しくてそんなに走っているのか、と聞かれることも多いです。僕が社会人になって走り出したきっかけは、残業や飲み会などで体重が増えてきたというサラリーマンにありがちな理由からです。ダイエットのために何か運動をしたいと思ったのですが、走るのは簡単だし、ランニングシューズさえ始めることができるのでお金もたいしてかからないだろう、といった軽い気持ちでジョギングを始めました。(実際には、高性能厚底ランニングシューズが3万円近くしたり、大会の参加費や遠征費が数万円かかったり、とまぁまぁお金がかかります。)

高校までは陸上部だったので、走ることには自信があったのですが、社会人になってジョギングを始めた当初は、30分ジョギングするのもつらかったです。ですが、続けているうちにだんだん速く長く走ることができるようになり、走り始めて1年ほどでフルマラソンの大会にも参加するようになりました。最初はフルマラソンを完走することが嬉しかったですが、何回か完走するうち、完走タイムを更新することにはまりだしました。今年度の目標は、ここ数年はね返され続けてきたフルマラソン3時間切り(通称:サブスリー)でした。夏場も含めて月間200㎞ほどの練習をしっかり怪我なくコンスタントに積むことができ、昨年末の河川敷を往復する小さなマラソン大会で無事2時間58分で完走することができました。ここ数年の目標がやっと達成できたので、とても嬉しかったですね。

 

コロナで閉塞感がある世の中ですが、やった分だけ成長を感じることができるマラソンというスポーツはとても面白いです。コロナが収束しても、以前のような公道を使った大規模な市民マラソン大会はすぐには開催されないような気がしますが、いつか開催されると信じて、楽しく走っていきたいです。

 

by コーヘイ


混声合唱団ノイエ・カンマー・コール